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コラム集:SEO対策Tips
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サイトマップを作成しよう
分類:SEO対策     著者:吉永信     更新日付:2009/02/03
 
 
  多くの検索エンジンは、「ダイナミックページはインデックスされにくい」という文言が書かれている。

  グーグルはpdf, asp, jsp, html, shtml, xml, doc, xls, ppt, rtf, wks, lwp, wri, swf, cfm, phpについて、インデックスをつけられると説明されています。しかし、どんな場合でもインデックスされるという訳ではないので、動的ページをインデックス化、ロボット型検索エンジンとの親和性を高めよう。

  動的ページをインデックスされ易くするXMLサイトマップを作成しよう。
  XMLサイトマップとは、サイト内のページURIが書き込まれたXMLファイルのこと。ロボット型検索エンジンのクローラーがこれを見てサイト内の訪問先を知る仕組みになっている。
  現在、サイトマップを作成するにあたっては、「sitemap.org」(http://www.sitemaps.org/ja/)のフォーマットが標準的な仕様となっており、Google、Yahoo!、MSN等の主要な検索エンジンもサポートを表明しています。

サイトマップ(xmlファイル)は、以下のような記述で構成されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
 <url>
  <loc>http://www.example.com/</loc>
  <lastmod>2008-12-08</lastmod>
  <changefreq>weekly</changefreq>
  <priority>1.0</priority>
 </url>
 <url>
  <loc>http://www.example.com/001.html</loc>
  <lastmod>2008-12-08</lastmod>
  <changefreq>monthly</changefreq>
  <priority>0.5</priority>
 </url>
</urlset>

説明:
<urlset>
記述必須。ファイルの他のタグを囲む。

<url>
記述必須。各ページの親タグ。その他のページ情報についてのタグは、このタグ内に含める。

<loc>
記述必須。ページのURL。

<lastmod>
記述省略可能。ページの『最終更新日』。

<changefreq>
記述省略可能。ページの『更新頻度』。ロボットがクロールに来る頻度の目安。
設定値は「always(常時)」、「hourly(毎時)」、「daily(毎日)」、「weekly(毎週)」、「monthly(毎月)」、「yearly(毎年)」、「never(不変)」。 

<priority>
記述省略可能。サイト内でのページの相対的な『優先度』。設定値は「0.0」〜「1.0」。 
「0.0」はサイト内で最も優先度の低いページ、「1.0」はサイト内で最も優先度の高いページとなる。

自サイトのページ数が多い場合は、「sitemap.xml 作成」等で検索するとサイトマップ作成ツールが複数出てくるので、 それらを使って作成することをおすすめします。

また、現状では『sitemap.org』のフォーマットではなく、これまで主流だったGoogleウェブマスターツール専用のサイトマップ作成ツールのほうが多いですが、基本的な構成に変わりはないので、以下の記述を変更すれば、Google以外の検索エンジンでも利用できるようになります。 

<urlset xmlns="http://www.google.com/schemas/sitemap/0.84">

<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
 
 
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