IT技術サポート総合サイト
 
 言語:  VC++/MFC   PHP/Perl   VB/VBA   ASP/ASP.net   HTML/CSS   基本知識:  Windows   Linux   ネットワーク   MySQL   レンタルサーバ   SEO対策
キーワード: RSS2.0配信
 
 
コラム集:Linuxコマンド入門(テキストファイル操作篇)
←前コラム    目次    次コラム→    
 
more-テキストファイルの中身を見る
分類:Linux     著者:ヒロシ     更新日付:2008/12/24
 
 
説明
moreコマンドを使えば、テキストファイルの内容を1ページずつで閲覧できる。そして、閲覧中、「SPACE」キーを押せば、次のページに進める;「b」を押したら、前のページに戻る;「q」を押したら、閲覧終了。

構文
more [ オプション ] ファイル名

オプション
-d  ページが停止時にメッセージを表示する 
-l  改ページを表すキャラクター(^L)を無視する 
-f  実際の行数を集計する 
-p  画面クリアしてページを切り替える 
-c  上書きでページを切り替える 
-s  連続した空行を1行にまとめる 
-u  アンダーラインの表示を禁止する 
-num  画面に表示する幅を指定する 
+/ pattern  patternを検索し,その場所から表示を始める 
+ linenum  開始行を指定して


$ more -p test.txt


補足:閲覧中に以下のようなキーを使うと、もっと便利。
h , ?  moreの操作ヘルプを表示する 
SPACE  次のページに進める 
z  次のページに進める。ただし,zを入力する前に数字を入力すると,その行数だけ行送りされる 
RETURN  1行進める。ただし,RETURNを入力する前に数字を入力すると,その行数ずつ行送りされる 
d , ^D  11行進める。ただし,dまたは^Dを入力する前に数字を入力すると,その行数ずつ行送りされる 
q , Q , INTERRUPT  終了する 
s  1行進める。ただし,sを入力する前に数字を入力すると,その行数ずつ行送りされる 
f  1画面進める。ただし,fを入力する前に数字を入力すると,その画面数ずつ画面送りされる 
b , ^B  1画面戻る。ただし,bを入力する前に数字を入力すると,その画面数ずつ画面を戻す 
'  検索を開始した位置に戻る 
=  現在の行番号を表示する 
/pattern  patternを検索し,その場所に移動する。ただし,/patternを入力する前に数字を入力することで,その回数だけ検索し,最後の検索がマッチした画面を表示する 
n  /petternの検索を再度行う 
! or :!  シェルを起動しcmdで指定したコマンドを実行する 
v  現在の行から以降をviで編集する 
^L  画面を再描画する 
:n  次のファイルに進める。ただし,:nを入力する前に数字を入力すると,そのファイル数だけ進める 
:p  前のファイルに戻る。ただし,:pを入力する前に数字を入力すると,そのファイル数だけ戻る 
:f  現在のファイル名と行番号を表示する 
.  直前のコマンドを繰り返す 
 
 
←前コラム    目次    次コラム→