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コラム集:Linuxコマンド入門(テキストファイル操作篇)
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sort-CSVファイルの行を並び替える
分類:Linux     著者:ヒロシ     更新日付:2008/12/25
 
 
説明
テキストファイルの内容を行単位でソート。

構文
sort [ オプション ] ファイル名

オプション
c  ファイルが既にソートされているかどうかをチェックする。もし,ソートされていないのならばエラー・メッセージを出力する(戻り値として1を返す) 
-m  複数のファイルをソートしながら1つのファイルにまとめる。ただし,それぞれのファイルはあらかじめソートされている必要がある 
-b  各行の先頭に空白があった場合は,その空白を無視する 
-d  アルファベット・数字・空白だけを使用してソートする 
-f  小文字を大文字と同じものとみなしてソートする 
-i  ASCIIコードの040以上,0176以下 (8進数) に含まれない文字は無視する 
-M  先頭に現れた3文字を月表記とみなしてソートする。ただし,先頭にある空白は無視する 
-n  先頭の数字や記号("+" , "-" , "." など)を数値とみなして,ソートする。先頭の空白は無視する 
-r  逆順にソートする 
-o output-file  ソート結果を"output-file"ファイルに出力する 
-t separator  ソートの区切りとしてseparatorを使用する。separatorが指定されない場合は空白 
-u  デフォルトや-mオプションを指定した際,同じ行が存在したときは,1行だけ表示する。-cオプションを指定した際,連続して等しい行がないかどうかをチェックする 
+POS1 [-POS2]  各行でソート対象となるキーの場所を指定する。設定方法はf.cの形をとり,fがフィールドをcはそのフィールド内での文字数を表す。ただし,先頭は0となる 
-k POS1[,POS2]  上と同じでソート・キーの場所を設定する。ただし,先頭は1となる 

例:test.csvファイル(「,」区切り)の2列目をキーとして並び替え,newtest.csvに保存する
$ sort -t , -k 2 -o newtest.csv test.csv 
 
 
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